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海外旅行【タイ】クレジットカードは使うな! 究極の3枚のカード

海外旅行では、パスポートの次に大切なのが「お金」です。
結論から言うと、現地通貨の入手はキャッシングがもっとも手軽で便利です。
- 90%の両替ができる
- 両替所を探す手間を省ける
- 即日返済すればほぼ金利なし
ただし、キャッシングは 選ぶクレジットカードによって返済方法が異なり、カードによっては ATM や銀行振込での返済が必要になるなど、手間がかかる場合があります。
そこでオススメなクレジットカードが
海外でキャッシングを利用すると、楽天カードや三井住友カード(NL)は返済時に電話連絡が必要になったり、銀行振込での返済が必要になるなど、手間がかかる場合があります。
さらに、帰国後に返済すると、利用日から返済日までの利息が積み重なり、結果として無駄なコストが発生してしまうこともあります。
本記事では、海外で損をしない両替方法と、クレジットカードを賢く使うための注意点について詳しく解説します。
海外旅行 クレジットカードは使うな
- ACマスタカード
- EPOSカード
- WISEカード
今回ご紹介するクレジットカード以外は、海外では利用を控えた方が無難です。
一般的なクレジットカードを使わない方がいい理由
三井住友NLや楽天カード、ANA VISAカードなど一般的なクレジットカードは海外での使用は控えた方が良いです。
- 海外事務手数料が高い
- キャッシング返済に手間がかかる
お金と時間を節約するためにはも一般的なクレジットカードを使わない方がいい理由をご紹介します。
海外事務手数料が高い
クレジットカードを海外で利用すると海外事務手数料が発生します。海外決済の適用レート・手数料の確認
| 三井住友NL | 3.63% |
|---|---|
| 楽天カード | 3.63% |
| dカード | 3.85% |
| アメックス | 3.85% |
| PayPayカード | 3.85% |
例えば海外のホテルでdカードを使って100ドル決済した場合、
100ドル x 150円(為替)+ 577円(海外事務手数料:3.85%)=15,577円
15,000円をカード決済した場合、海外事務手数料として 577円が加算されます。
利用金額が大きくなるほど手数料も比例して増え、為替レートの変動によって負担額がさらに高くなることもあります。
そのため、海外ではクレジットカード決済は海外事務手数料が抑えられた、WISEカードやRevolutionなど海外で発行されているデビットカードの利用がオススメです。
(海外キャッシングやデビットカードなど)を選ぶ方が、総額を抑えられるケースが多い点に注意が必要です。
キャッシングの返済が手間
海外キャッシングはとても便利ですが、利用した日から毎日金利が発生します。
そのため、できるだけ早く返済することで、金利負担を最小限に抑えることができます。
ただし、多くの人気クレジットカードでは、キャッシングの返済手続きに手間がかかるのが難点です。
- 繰り上げ返済の申請が電話、またはチャット
- ATM手数料が発生する
- 借入キャッシングが確定するまでに時間がかかる場合がある。
- 返済方法が手間
カード会社へ電話して繰り上げ返済を依頼したり、銀行振込・ATMで返済したりと、スムーズに完結しないケースもあります。
返済方法が手間のかかる仕組みになっているのは、ユーザーがすぐに繰り上げ返済できないことで、結果的にカード会社側に金利収入が発生しやすくなるという事情も影響していると考えられます。
海外キャッシングをする場合は
- ネットで即日返済できる
- 手数料が発生しない
キャッシングした即日に返済できるクレジットカードは「ACマスタカード」と「EPOSカード」です。
ACマスターカード
海外キャッシングにもっとも適したクレジットカードは、アコムが発行する「ACマスターカード」です。
- スマホから即日返済できる
- ATM手数料が無料
- リボ払い専用のため、即日返済が基本
消費者金融系のカードのため返済方式はリボ払い専用となっており、そのまま分割返済を続けると高い金利が発生してしまいます。
しかし、ACマスターカードはスマホからいつでも繰り上げ返済ができ、利用後すぐに返済すれば金利負担を最小限に抑えられます。
さらに、カード側のATM手数料が無料である点も大きなメリットです。
こうした特徴から、現地通貨を安く・効率的に引き出したい旅行者にとって海外「海外キャッシング最強カード」と言える1枚です。
ACマスタカードは、ホームページから申し込みもできますがアコムの無人機であれば即日発行できます。

審査は緩いですがしっかりと信用情報を確認されるため、無人機の場合3時間程度かかります。
審査の際には、利用目的を「海外旅行でのキャッシング」と伝え、利用枠も10〜20万円程度に抑えておくと良いでしょう。限度額を低めに設定することで、使いすぎを防げるだけでなく、審査も通過しやすくなります。
エポスカード
エポスカードは海外キャッシング時に1回あたり最大220円のATM手数料がかかりますが、ネットから繰り上げ返済ができるため、ACマスターカードが使えなかった場合のサブカードとして旅行に持っていくようにしています。

また、エポスカードには利用付帯の海外旅行傷害保険が付いているため、空港までの電車やバスの支払いをエポスカードで行い、保険を発動させています。
とはいえ、エポスカードの補償内容だけでは不十分なため、実際の海外旅行ではANAアメックスカードで航空券を決済し、より手厚い海外旅行傷害保険を確保しています。
エポスカードが強い理由は、年会費無料にもかかわらず、海外旅行保険の補償内容が非常に手厚い点。海外の医療費は1日入院するだけで10万円を超えることも珍しくないため、無料カードでここまでカバーできるのは大きな安心材料です。
なお、エポスカードは海外でショッピング決済をすると 3.85%の海外事務手数料が発生するため、基本的に現地でのクレジット決済には使用していません。
エポスカードは年会費無料で維持コストがかからないため、海外旅行に行く方はお守り代わりに1枚持っておくことをおすすめします。
海外旅行傷害保険が付帯しているほか、キャッシングや緊急時の決済にも使えるため、旅先での安心感がぐっと高まります。
\海外キャッシング ネット返済対応/
Wiseカード(海外旅行に最強のデビット)
最後に紹介するのはクレジットカードではなく、海外利用に特化したデビットカードの Wiseカード です。

Wiseカードは、海外決済や海外送金のコストを大幅に抑えられることで知られており、現地での支払いをお得かつスムーズに行いたい旅行者にとても相性の良い1枚です。
- 海外事務手数料が1%程度
- 月2回最大3万円までATM手数料が無料
- デビットカードだから使いすぎ予防になる
WISEカードの最大の魅力は海外事務手数料の安さ。
通常、クレジットカードは為替レートに3.5%~3.85%の海外事務手数料が上乗せされますが、Wiseは実際の市場レート+0.6%〜1%程度の手数料だけで決済できます。
| WISEカード | dカード | |
|---|---|---|
| 決済額 | 15,000円(100ドル) | 15,000円(100ドル) |
| 手数料 | 150円(1%) | 577.5円 |
一般的なクレジットカードの海外事務手数料(3〜3.85%)と比べると 約3分の1のコストで決済 できます。
そのため、僕が海外でカード決済をする際は、基本的にWISEカードをメインに使っています。
- カード決済
- タッチ決済
- GRABやUBERなどのアプリに登録
WISEカードはアカウント自体は無料で作成できますが、カードの発行時には1,200円の発行手数料がかかります。
また、カードは海外から発送されるため、手元に届くまで 1〜2週間ほど時間がかかる 点には注意が必要です。
WISEカードは、一般的なクレジットカードで発生する海外事務手数料を大きく上回る節約効果が期待できるデビットカードです。
WISEカードで海外ATMから現地通貨を引き出す場合、ATM側の手数料が発生することがあります。
国やATMによって手数料が大きく異なるため、渡航先のATM事情を事前に確認しておくと安心です。
\海外決済 両替手数料1%以下/
3枚のクレカ 使い分けがベスト
海外でのクレジットカード利用は為替ばかりに目が行きがちですが、手数料が負担になっています。
クレジットカードのキャッシングはポイントが付かないし、クレジットカード決済はポイント以上の手数料が発生します。
手数料・安全性・保険のバランスを考えると、次の組み合わせが合理的です。
- 海外キャッシング:ACマスターカード or EPOSカード
- 買い物:WISEカード
他のクレジットカードも持っていこう
僕は海外ではACマスタカードとEPOSカード、WISEカードしか利用しません。
ただし、今回紹介したカード以外のクレジットカードも持っていきます。
クレジットカードが使えない可能性も
僕は海外旅行の際一通りのクレジットカードを持っていきます。
- ACマスタカード
- EPOSカード(VISA)
- WISEカード
- ANAアメックス
- PayPayカード(JCB)
- 楽天カード(Master Card)
海外旅行では、「使う予定のないカード」であっても複数枚を持っていくべき理由があります。
それは、クレジットカードが利用できない場面が想定以上に多いこと、そして ATMにカードが飲み込まれるトラブルが実際に起こり得ることです。

実際に、私はバリ島でACマスターカードをATMに飲み込まれ、そのまま返却されなかった経験があります。
幸い、サブカードとして持っていたエポスカードがあったため、現地通貨を引き出して旅行を続けることができました。
このように、海外ではカード決済が急に使えなくなったり、ATMトラブルでカードが戻らないケースが珍しくありません。
そのため、「メインカード」と「サブカード」に加えて、万が一に備えたサブのサブとなる予備カードを1枚持っておくことを強くおすすめします。
海外では思わぬトラブルに備えるため、返済方法がATMのみのカードであっても、必ず複数枚のカードを持って行きましょう。
旅費を決済することで海外旅行保険を節約
海外旅行に出かける際、多くの人が悩むのが「海外旅行傷害保険」に入るべきかどうかです。
個別で加入すると、補償内容によっては4,000円以上かかることもあり、旅行費用に占める負担は決して小さくありません。
そこで活用したいのが、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険です。カードによっては十分な補償が受けられるため、個別加入の費用を節約することができます。
クレジットカードの海外旅行傷害保険には、主に 「利用付帯」 と 「自動付帯」 の2種類があり、補償が開始される条件が異なります。
- 利用付帯:航空券や空港までの公共交通機関を対象クレカで決済
- 自動付帯:持っているだけで適用
エポスカードにも利用付帯の海外旅行傷害保険が付いていますが、補償額はそれほど高くありません。
そのため、エポスカードだけに頼るのではなく、他のクレジットカードと併用したり、必要に応じて個別の海外旅行傷害保険に加入したりすることをおすすめします。
複数の補償を組み合わせることで、万が一のトラブルにも備えることができます。
僕が利用しているクレジットカード
| ANA アメックス GOLD | EPOSカード | |
|---|---|---|
| 決済 | 航空券 | 公共交通機関 |
| 海外傷害死亡 | 最高1億円 | 最高 3,000 万円 |
| 傷害治療費用保険金 | 最高 300 万円 | 最高 200 万円 |
| 疾病治療費用保険金 | 最高 300 万円 | 最高 270 万円 |
| 賠償責任保険金 | 最高 4,000 万円 | 最高 3,000 万円 |
| 携行品損害保険金 | 1旅行中最高 50 万円 (免責 3 千円 / 年間限度額 100 万円) | 1旅行中最高 20 万円 |
| 救援者費用保険金 | 最高 400 万円 | 最高 100 万円 |
| 航空便遅延費用 | 最高2万円 | – |
| 受託手荷物遅延費用 | 最高2万円 | – |
というわけで、クレジットカードは基本的に海外事務手数料の発生しない決済や海外旅行傷害保険が適用される支払いに限定して利用しています。
ただし、海外旅行では予期せぬトラブルが起こることも多いため、万が一の備えとしてクレジットカード自体は必ず持っていくようにしています。
【まとめ】海外旅行 クレジットカード 利用は計画的に
海外旅行で現地通貨を入手するなら、両替よりキャッシングが手軽でコストも抑えられます。
ただし、一般的なクレジットカードは海外事務手数料が3〜3.85%と高く、キャッシング返済も電話や銀行振込が必要になるため、無駄な手間と金利が発生しがちです。
- ACマスタカード:キャッシング用
- EPOSカード:キャッシング サブ用
- WISEカード:海外カード決済用
ACマスターカードはスマホで即日返済でき、ATM手数料も無料で、最も安く現地通貨を引き出せます。
エポスカードはネット返済に対応し、年会費無料で海外旅行保険が付くためサブカードに最適です。
海外決済は、海外事務手数料が1%以下のWISEカードがもっとも安く、クレジットカードの約3分の1のコストで済みます。
海外ではカードが使えない店やATMトラブルが起きやすいため、メイン・サブ・予備の複数枚を持っていくことが重要です。
結論として、海外旅行では「現地通貨はACまたはエポス」「決済はWISE」という組み合わせがもっとも安全で安く済ませる方法です。